2010年8月28日土曜日

【映画で学ぶ】 突入せよ!「あさま山荘」事件

私が子供の頃なので、もう40年ぐらい前の話に実際にあった、人質たてこもり事件について、1週間以上の間の立てこもり犯と警察とのやりとりが映画となっています。原作は、当時、警察としてこの事件を担当した、佐々 淳行 さん。

今では、人質事件やテロのような事件では、特別に訓練されている特殊部隊が、対応すると思いますが、当時は、まだ、そのような部隊が日本には存在しないため、かなり対応に苦労している姿が映し出されています。しかし、その代わりに、警察がこのような特殊な事件に、どのように対処したかが、見て取れるので、こう言った点で参考になります。

警察といっても、組織で動くため、警視庁と長野県警とのやり取りなど、普通の会社組織で起こる問題など、普段の仕事や環境に照らし合わせて考えることができます。

緊迫した非常事態での人の行動を見ながら、自分だったら、どのように何ができるのかを考えるには、よい映画だと思います。

あることが起こったとき、起こりそうなとき、どこまで、先を見通して、これに向けて行動できるのかという点についても考えるきっかけにもなると思います。